
子どもが寝た後に、やっと休める
パート勤務なのに、なんでこんなに疲れているんだろう…
これは、介護施設でパート勤務をしながら子育てをしている私自身が、よく感じていたことです。
パート=時間に余裕がある、と思われがちですが、実際は…
• 子どもを送ってから出勤、帰宅後はすぐお迎え
• 朝と夕方は戦場のような慌ただしさ
• 通院や習い事の送迎など、子供の都合に合わせてやらなければいけないことも多い
正社員ほどの拘束時間はないけれど、家事・育児・仕事のすべてを担う中で、時間的にも精神的にもいっぱいいっぱいになりやすいのです。
育児と家事と仕事の両立は、どんな働き方でも大変。特に、子どもが小さいうちは時間との闘いです。
この記事では、私が実際に取り入れて「ラクになった!」と感じた家事の時短術6選を、体験を交えてご紹介します。
時短術①:週1回の「下ごしらえ冷凍」で平日のご飯をラクに
私が土日にやっているのが、「下ごしらえだけして冷凍しておく」という方法。全部を完成させる必要はありません。
【やっていること】
• 鶏むね肉に焼き肉のタレを絡めて冷凍(焼くだけでOK)
• 玉ねぎとひき肉を炒めて冷凍→オムライスや麻婆豆腐に活用
• カット野菜をジップ袋に入れて冷凍(炒めるだけの状態に)
これだけで、帰宅後の「献立どうしよう…」がかなり減りました。
時短術②:1日1か所「ながら掃除」でOKとする
私は、掃除のハードルをうんと下げました。
• 洗面所を使ったついでに、ティッシュで水滴を拭く
• トイレに入った時にサッとトイレットペーパーで拭く
・お風呂を出る前に、壁と床にお湯と冷水をかけてカビを予防
• テレビのコマーシャルのタイミングにリビングの片付け
「わざわざ掃除する」時間を取らず、すきま時間で“ちょこちょこ掃除をすることで、週末の大掃除が不要に。
完璧じゃなくても、「今日もやれた」が積み重なると気持ちが軽くなります。
時短術③:洗濯は「干さない・たたまない」の2段階革命
ドラム式洗濯乾燥機を導入してから、洗濯にかかる時間が大幅に減りました。
さらに、「たたまない収納」に切り替えてさらに時短に。
【実践していること】
• 子ども服は種類ごとに引き出しへ“ポン”と入れるだけ
• タオル類も丸めてカゴ収納
・ポリエステルやウール等、比較的シワになりにくい素材の服を買う
• 靴下は片方ずつ入れても気にしない(あとで出てくる)
「きれいにたたむ」が当たり前じゃなくなると、気持ちに余裕ができます。
時短術④:食洗機で「片付けタイム」をゼロに近づける
子どもが寝た後の貴重な時間。
その30分を「食器洗い」に取られていたのが、本当にもったいなかった…。
食洗機を導入してからは、寝かしつけ後には食器が自動でピカピカに。
【メリット】
• 手荒れが減り、手袋がいらなくなった
• シンクに食器が山積みになるストレスがなくなった
据え置き型や工事不要タイプもあるので、ぜひ検討してみてください。
時短術⑤:「やらない家事」を意識的に決める
すべての家事をきちんとやろうとすると、時間も心も足りません。
【私がやめたこと】
• 子どもの服をたたむ
• 朝食はパンと牛乳・バナナだけでもOKにする
• 掃除機は毎日→2日に1回
手を抜くのではなく、「省エネで回す工夫」と考えるようになってから、罪悪感も減りました。
時短術⑥:朝の支度を「セット化」して朝のバタバタを減らす
「上履きは?」「おたより袋は?」「保育園バッグまだ?」
以前は、毎朝このやり取りでバタバタしていました。
【取り入れた工夫】
• 保育園バッグは寝る前にセットして玄関へ
• 翌日に着る服を決めて出しておく
朝の時間に余裕ができると、子どもに優しく接する余裕も生まれます。
まとめ|「ラクしていい」と認めた瞬間、暮らしが変わる

私は子どもを育てながら介護施設で看護師パートを続けてきた中で、「時間はないのが当たり前」と感
じてきました。
そんな中でも、「ほんの少しの工夫」や「便利グッズ」が、暮らしを大きく変えてくれることを実感しています。
毎日をがんばるママナースたちが、少しでも自分の時間を取り戻せますように。
手を抜くのではなく、ラクするための知恵をこれからも一緒にシェアしていきましょう。
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